戸車、締りハンドル（クレセント）の交換工事にご訪問させて頂きました。
お客様は築32年のマンションにお住いでした。
窓の動きが悪いとのことで、まずは障子（窓）を外してみました。

窓を横にして戸車を見てみると、金具はサビていてたくさんのホコリが詰まってました。
車輪の芯にホコリが詰まってしまっては回転しなくなり、窓も動かなくなってしまいます。

戸車は1枚の障子左右に1つずつ付いてます。
左右同じ戸車の場合が多いのですが、今回は左右で向きが違う戸車でした。

線路の脇に建っているマンションでしたので窓は防音サッシでした。
防音サッシは締りハンドルで窓を閉めることで、縦框の中の装置が上下に出て、
2枚の窓が内側に寄ることで防音の効果が出ます。

正常な場合、締りハンドルと装置が連動して動くのですが、
お客様の締りハンドルは裏にある突起物が折れてしまっていたため、
装置が動かなくなってしまっていたことも、窓の開閉不良の原因でした。

戸車と締りハンドルを交換し、装置とハンドルを連動させて完了です。
窓が数年ぶりが動くようになったと喜んで頂きました。
動きが重い、動かないなどは戸車に原因があることが殆どです。
窓の開閉不良のご相談は丸正屋へお任せください。

会社近くの中学校へガラスの修理へご訪問致しました。
伺うと体育館の1Ｆ踊り場の嵌め殺し窓でした。

写真ではあまりわかりませんが、高さが2ｍ80㎝もあります。

ガラスは学校ということもあって強化ガラスが嵌っています。
高さがあったため、大手ガラスメーカーの強化ガラスの製造範囲を超えてしまっていて、
作成を断られてしまいました。
そこで,強化ガラスを専門にしているところに依頼して作成しました。
高さがある強化ガラスだったので運搬が大変でした。
強化ガラスは表面の強度はあるのですが、厚み部分はとても弱いので、
慎重に運搬、工事を進めました。

サッシに収まってしまえば、あとはいつもの通りシーリング（接着剤）で仕上げます。

強化ガラスはすべてオーダーのガラスです。
納期が1週間ほど掛かってしまいます。
割れて穴が開いたままだと、見た目にも防犯上もよくありません。
通常の板ガラスのように、現地で切断出来れば、
オーダーガラスのデメリットが無くなるのにと思いました。