インプラスとプラマードU、内窓プラスト3商品の徹底比較

ガラス修理専門店丸正屋
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インプラス、プラマードUとプラストの決定的な違い

インプラス、プラマードU、内窓プラストの共通するところをご説明します。引き違い窓の場合ですが、今ある窓の内側の窓枠へ付け加える商品であるというところは同じです。また、枠と呼ばれる上下枠や左右の縦枠を付けてから内窓扉をはめるというところも同じです。

この3種の決定的な違いは、いくつかありますが一番大きな点は取扱業者の専門性です。インプラス、プラマードUの簡易内窓は、全国どこでも販売されていて誰でも購入ができたり、どの業者でも取扱ができます。場合によってはついで工事として本業でない人が取り付けを行う事もあります。

次に内窓プラストは実績が認められた窓や建具の専門店でしか購入する事ができないだけでなく、内窓プラストという部材だけを購入する事もできない販売ルートが確立されています。高気密で高性能がゆえにどの業者でも取扱店になれるという訳ではないというところが根本的に違う訳です。

次に開閉する窓の構造が違います。インプラスやプラマードUは上下から突起したレールというフレームにまたがる形でスイスイと軽く動き、中心部分のフレームが重なったところにクレセントと呼ばれる鍵を引っ掛ける事でズレにくくしている構造です。上下左右にはゴムパッキンがありますが、それは触れるか触れないか程度のものでしかなく、そこに圧力が加わって固定するような構造ではありません。

内窓プラストの場合には、上内枠という二重枠構造で特殊なスポンジの圧力によって上から圧力が加えられ、下レールは狭い溝へフレームが潜り込む事で4枚のパッキンが当たり締め切った際には戸先部分は内外両面からのパッキンで制御され、召合わせと呼ばれるものの中心部分にはクーラーボックスのパッキンのような構造が奥までガチッと食い込み、 流れる気流を止めるようなイメージの構造があります。

同じ内窓というジャンルではありますが、コスト優先と簡易性で広く普及するのを狙った簡単な製品と高気密を目指した気密材メーカーの本気の内窓とは全くの別物と言って良いほどの差があります。

図書館なみの静けさ

断熱性能の違い

インプラス、プラマードU、内窓プラストの3品種にLow-eペアガラスを組み合わせた場合、カタログ上の基本性能はH-5等級と同じです。ただし、これはカタログで表記する2次元的な数値であり、私たちは生活の中でより深い体験としてその性能を感じるので具体的には同じ断熱性能ではありません。

私たちの住まいには常に大気圧からの圧力がかかっているので、必ずどこかから外気が隙間風として侵入してきます。

上記で説明した同じ内窓でも異なる気密性能の差がもたらす隙間風が気流の変化を生み、私たちは肌で感じる空気感で断熱性能というものを感じます。よってインプラスやプラマードUでは本当に寒い時、外から流れ込む空気を感じるので高気密である内窓プラストには満足度が劣ります。

断熱による快適性

防音性能の違い

音はデシベルで表現されるような音の規模感よりも、私たちの本当に敏感な耳は聞き取る音の周波数で聞き分けています。鮮明な音とこもった音とをイメージして比較した時に、明らかにこもった音の方が小さいとイメージされるでしょう。これを音圧レベル、デシベルで測定し比較すると数値はほとんど変わりません。つまり内窓を付けて高気密な状態にならないと僅かな隙間からも入り込む高音域や中音域に敏感な私たちの耳は、その音を聞き取れるので静かになった気がしないという感覚が不満足に繋がります。

無意識のうちに常に比較している動かない壁との比較は内窓プラストをつけなければきっと満足に感じる事はないでしょう。
よって防音を目的にした場合、内窓プラストしか選べなくなると思います。

高い防音性

プラストは高い?実際の価格の違いについて

まず、価格比較をする場合に各製品自体の枠の奥行きが違う為、そこの条件を合わせなければ正しい比較ができません。外窓との中間空気層の条件を除いて、インプラスとプラマードUは67mmのスペースが必要です。それに対し内窓プラストは78mmのスペースが必要なので既存の窓枠のスペースが狭い場合には、内窓の製品の違いではなく、その事前段階である窓枠を拡張するという別工事の金額の部分で内窓全体の費用を比較する場合に注意しなければならない事をお伝えいたします。

次に実際の内窓製品により金額の違いですが、面積を無視すればガラスは同じ金額で、次に実際の内窓フレームの金額を比較していくと窓サイズにもよりますが1.25倍から1.5倍くらいの差はありますが、この部分の価格差でこれほどまでに得られる高気密な性能を考えると、絶対に満足いただけるだけの追加費用であなたの家が高気密、高断熱になる事を考えると、ぜひともご検討される際には価格をチェックいただき、設置後の快適性、満足度を比較して検討していただきたいと思います。

1点だけ注意いただきたいのは、内窓プラストの高気密を実現する為に今の窓枠の精密な誤差や反りや歪み、奥行きへの角度傾斜など、施工上の条件があるという所が、取り付けにかかる工事費として増える事は否めません。

簡易内窓と内窓の違い

インプラスやプラマードUのような簡易内窓を取り付けても一定の効果はもちろんあります。その一定の効果の根拠は外窓との間にできる空気層における恩恵です。カタログに書いてあるようなトラックの音が図書館並みに静かになったり、外は雪が降っているのにサーモグラフィで窓がオレンジ色に光るような表現は、あくまでもイメージ的なものであり、私たち住まいの壁の熱還流率に比べると、まだまだ性能は低く、体感としての満足度はインプラスやプラマードUを付ければ完璧というような物よりも満足度は低くなります。

一方、高気密が実現できる内窓プラストは簡易的な内窓であるインプラスやプラマードUに比べ、クーラーボックスのようにピタッと隙間なく閉まる事でカタログに表記されるスペック以上の体感があります。カタログに書いてある各種性能とはいずれも単位が平方メートルなので、私たちが体験する隙間というものがゼロという前提の性能値であり、そこは窓のサイズや種類によって変わる為、カタログでは表現する事はできないですが、住まいの壁のように隙間がないという状態が防音性能も断熱性能も飛躍的に満足度を上げるのです。
これらの1番の違いはやはり高気密かどうかです。

インプラス、プラマードでもプラストでも性能は業者次第

インプラスやプラマードUの簡易性について説明をしてきましたが、これらの製品だったとしても取り付けるのに窓枠の誤差や歪みにはメーカーが定める条件があります。私たちは専門の工事スタッフが年間1000窓程度取り付けを行なっておりますが、なんの問題もなく内窓を取り付けられる完璧な窓枠は2〜3割程度です。幅や高さや対角線の他に奥行き方向の誤差まで含めると、窓枠誤差が3mm以下という条件は以外に厳しく、インプラスやプラマードUをつけた方が満足度が低い理由の中に、施工が悪いという事が原因としてあるという事実があります。

まず、窓枠奥行き7cmに対して内窓を付けるには、手前だけでなく奥側の寸法も図る必要があるので、現地調査の時の窓枠の測定は決してメジャーではできません。また、レーザー距離計のような簡易測定器で測る業者さんもあるようですが、これも論外なほど正しくなくて、その測定精度誤差が±2mm程度ある事や、測定する座面が面と点である事から1〜2mmはすぐに誤測定してしまっています。
インプラスやプラマードUを取り付けるのだとしても伸び尺という専門の器具で測る方法しかありません。

インプラス、プラマードUがお手軽なタイプの内窓でも、「ネジで止めればいいんでしょ?」というDIYのような取り付けではカタログ通りでさえ付かないのです。建築で最も大切なのは工事の精度の高さですので、内窓製品を選んだ後は、どれだけ精度が高い工事をしているのかという点でお願いする業者を選ぶ事が必要です。

まどまど部門受賞

内窓はお部屋を快適にする為に設置するもの

内窓を選ぶ時に補助金などを利用して設置する方も多いと思います。その際につい補助金を最優先にして選んでしまったり、従来の目的とズレた選択をしてしまったりする事で、工事をする前から満足度が低くなる事が決まってしまう方も少なくありません。今の住まいに不足する部分を内窓を付ける事によって改善し高めようとしている事を忘れずに、カタログの性能値を参考にしながら、「私の家にどれを設置すればいいのか?」という観点で検討をされてください。

補助金優先で品物を選んでしまうと、自分が頭にイメージしていたようにならない事が、また新たな課題を生んでしまいます。内窓によって改善される快適性能は、環境や住まい方によっても異なるので知識のある専門店にご相談の上、ご検討ください。

商品選びは今の環境をプロに見てもらってから選択するべき

内窓を設置して得られるのは単純な断熱性能、遮熱性能、防音性能だけではありません。内窓を設置する事によって得られるメリットは、ある観点から見るとデメリットとなる事もあるのでカタログに書いてある良い点ばかりに囚われずに、お部屋の方位や窓の数と種類、エアコンなどの使い方や生活リズムなどを考慮して知識のある専門店にご相談されてください。

内窓のカタログを見ていると、内窓を付けるだけで全ての問題が改善されるかのような印象を受けますが、住まいの快適性能の基本は家としての性能です。窓だけではなく建物としての知識がないと高性能な内窓を付けても問題が違うところにあったなどという事になりかねません。ですから内窓を検討するのに必要なのは事前に価格を調べる事ではなく現地調査で知識を蓄える事だと考えてください。

丸正屋で内窓を設置したお客様の満足度

丸正屋では数々のお客様のお悩みを解決できるよう日々努力しています。そしてお客様に「窓のリフォームをやって良かった。」と思ってもらうという事を常に重視し、現地調査から製品選び、施工までを責任をもって行っています。以下は一部ではありますが丸正屋で窓のリフォームをされたお客様からいただいた声やインタビューです。

プラストリフォームのお客様インタビュー

ダンプの騒音に困っていたお客様の声

飛行機騒音の窓リフォームお客様インタビュー

飛行機騒音にお悩みのお客様の防音工事

丸正屋で施工されたお客様の声一覧

インプラスとプラマードU、内窓プラスト3商品の徹底比較まとめ

インプラスとプラマードUと内窓プラストとの比較ですが、結論としては内窓プラストを選ぶのがベストと言えます。逆にインプラスやプラマードUでは内窓プラストがもたらす高気密なところに辿り着く事ができません。なぜなら同じ内窓製品というジャンルであっても製品コンセプトや構造が全く違う為です。住まいにおける窓とは開口部と言って開け閉めできる壁そのものです。理想は締めている時は隙間なくぴったり閉まり、開けた時に風通しができる窓ではありますが、残念ながら開閉できるが故にどんなに断熱材を入れた住まいであっても、窓にある隙間が住まいの快適性能値を下げています。

インプラスやプラマードUのような簡易内窓はガラスの厚みであった薄い構造を中間空気層で断熱性能や防音性能を補う効果はありますが、壁の性能に近寄るほどの高気密を実現する事はできません。本当の快適性能を目指すには高気密が条件での高断熱ですので、せっかく窓の工事をご検討いただき、ずっと住まうお住まいであるならば正しく窓の重要性を理解していただいて高気密な内窓製品を選んで欲しいと、心から思っています。

最後に今、全国的に行われている内窓の補助金制度は、内窓を安く付ける為にある補助金ではなく、高気密で理想的な内窓を選んでいただく為の追い風だと考えていますので、是非、補助金精度をご利用いただいて、内窓プラストでの快適な生活を実現してください。

フリーダイヤル

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