冬の寒さに対する内窓の効果

ガラス修理専門店丸正屋
フリーダイヤル0120-741-599
内窓設置で得られる効果冬編

内窓設置による冬場の効果

内窓を設置した窓は二重構造の状態になり、そのトータルの厚みは住まいの壁の厚みと同じくらいになるのでとても快適な窓際環境となります。

戸建てでもマンションでも従来の建物では、窓は全国的に1重構造がスタンダードでした。建物の壁は断熱性能を求めグラスウールなどの断熱材が入っておりますが、なぜか窓は開閉するという機能性が主であり、寒暖差の大きい四季のある豊かな日本の風土に合わせてアルミなどの鋼製建具にペアガラスという状態は壁の性能に比べると1/10以下の断熱性能しかありませんでした。

北海道をスタートとする断熱のための二重窓構造は、窓の断熱性能を飛躍的に高めることによって、窓の性能を壁の性能に極めて近づける事になるのです。 寒い冬においては、誰もが窓際のひんやり感をイメージできると思います。そして夏においては日差しの暑さやモワッとした熱気が伝わる事がイメージできると思います。

内窓を設置した二重窓構造は、第一に得られる特徴は隙間が大きく減ることです。その次に得られる恩恵は、外窓との間に得られる空気層です。 窓が快適性を損なっていた原因を内窓が大きく解消する事ができるので、簡易的に住まいが高気密となり、従来のペアガラスの約15倍の空気層を得て、エコガラスと呼ばれる低放射ガラスを使えば、一年を通して窓も壁と同じように快適な状態を作り出す事ができるのです。

建物から逃げ出す熱を内窓が防ぐ

冬の内窓効果 断熱編

内窓を付けるとまず、誰もが感じられるのがお部屋が暖かくなる感覚です。これを一言で言うなら今まであちこちに少しだけ開いていた隙間が、ピッタリと閉まったような感覚が得られると思います。

住まいの大切な快適性能の一つにC値というものがあります。 これは相当隙間面積の事で住まいにどれくらい隙間があるかを数値化したものです。 一般的に暖かい家を目指すと、断熱材にこだわったりしますが、正直なところ隙間の量の方が、私たちの身体が敏感に体感する事ができるのです。

窓際に近づいた時に窓の周辺からそよそよと冷たい風を感じた事があるはずです。内窓を設置すると、この隙間風を抑える事で住まいの環境が一変します。 そうなると当然、エアコンや暖房の効きがよくなり、体感的な暖かさがある事はもちろんですが、一番の大きな違いは室内の気流の少なさと、足元の温度です。 隙間が多かった従来の住まいには、窓から入った冷たい空気が存在するので、どんなに暖房を強くかけても窓から入った冷気による温度の低い空気層のせいで、なんとなく寒いという感覚を得ていたはずです。

テレビなどで紹介されるサーモグラフィのように、私たちのお部屋は足元から頭の上まで温度が均一化した時に快適さを感じます。よって内窓を付けた室内は、高機密高断熱となって、電気代を抑えられる省エネ性の高い状態が実現できます。

内窓の断熱効果での寒さ軽減の仕組み

どんな住まいでも屋外の空気が屋内に入ってこようとします。これは建物に換気機構があることと、大気圧の圧力によるものです。従来の一重窓に閉めていても結構な隙間があるため、窓を閉めていてもイメージする以上の風が外から入ってきています。また従来の窓はペアガラスが入っていたとしても、壁に比べると10倍くらい寒いので、室内の暖かさは窓から逃げてしまう事になります。

内窓を設置する事は暖かさを保つための性能が窓と壁を同じにする事ですので、省エネや断熱にとても効果的なのです。 また内窓は樹脂でできているので、熱を逃しにくく今までのアルミサッシと比べて断熱性の高いペアガラスが簡単に入る構造なのでこの点も寒さ軽減ができる大きなポイントです。

設置した内窓のレール部分

内窓の効果で電気代節約はどれくらいできるか?

内窓を設置した住まいは、無駄がとても少なくなります。電気代を節約するという点において、一番ポイントとなるのは快適な温度に温まりきった室内をキープする事です。 もし、室内の保温力が、無駄なく100%だったとすれば一旦お部屋が温まり切れば、暖房やエアコンを切る事ができますよね? ポイントは室内の保温力を高め、できるだけエネルギーロスを抑える事による熱を逃さない構造です。

室内は快適な環境のため、換気構造があるので100%は無理なのですが、内窓を設置する事で、できる限り理想的な状態に近づける事となります。 よってこれからの節電や無駄を抑えるという効率のいい生活のために内窓をつけた窓は快適な住まいに一番初めに必要なリフォームなのです。

冬にこそ効果を発揮!内窓設置による防音効果

冬の内窓効果 防音編

内窓を設置する事によって断熱以外に大きくその違いを体感できるのは防音性能です。音はいろんなものがありますが、高く聞こえる音や地響きのように振動するように伝わる音などいろいろです。

人間の耳は高い音から敏感に聞き取る事ができるので、音が気になるという時にまず気になるのは聞き取りやすい高い音である事が多いです。 内窓をつけると窓を閉めていても、その窓に存在する隙間やガタつきから空気がそよそよと入ってくるのを感じるというお話をしましたが、その空気に気になる音がのって入ってきているのです。

ですから内窓をつけると、お部屋が暖かくなるだけでなく空気の伝わりを抑える事となるため、内窓製品の隙間をなくす程度=密閉性によって入ってくる音を抑える事ができるのです。

ただし、力の強い地響きのような低音は壁や二重窓構造ごと揺らしてしまう場合には防げない事もあります。 音の伝わりは隙間から入るというお話をしましたが、音の振動は温度に影響され、電波速度が変化したり屈折したりします。特に冬場に温度が低くなると音は遠くまで飛びやすくなるので、得意冬の夜は最も音が伝わりやすいという事になります。 ですから防音の相談は冬が最も多く、この原因は音が一番聞き取りやすい状況であるからと言えます。

よって冬場断熱のために内窓を付けるのですが、電気代を抑えられるだけでなく、静かな室内ができるという事は、さらに住まいの快適性が向上するという事です。 内窓を設置して改善する高機密高断熱は私たちの住まいに足りない部分を全て補ってくれます。

音が気になるしくみ

戸建でもマンションでも私達の住まいの防音性能は低くありません。この部分に意外だなと感じる方がいらっしゃると思いますが、たとえ築40年の断熱材の入っていない戸建て住宅だったとしても壁の防音性能は30dBくらいの遮音性能があるのです。

その理由は主に2つあります。 壁などの構造体は当然ですが動かないので構造的な隙間がありません。また外壁と室内の壁の重さを合計すると1m×1mの場合で、少なくとも25kg以上あります。 それに対して窓をイメージしてみるとガラスは1枚だと7kg〜ペアガラスでも15kgくらいしかありません。そして左右に開け閉めできる窓は見た目には閉まっていても、開閉できる隙間があるため、実は壁に比べると開いているには等しいくらい空気と共に音が出入りしてしまっています。

私達は対比として音を感じるとるため、壁に比べ劣る窓の弱点から聞こえる音を耳で捉えています。

壁とガラスの厚みの違い

内窓の効果で手に入る静かな環境とは?

室内で感じられる音が平滑であり、その音の中に飛び抜けて気になる音が存在しない状態のことを言います。違う表現をするのであれば、複合壁の総合透過損失といって自分がいる居住空間のあらゆるものの防音性能が、同じ状態のことです。

私たちの耳は何かに比べて劣る部分を差として捉え、感じているので全体的に均一な聞こえ方であれば、それを不快と感じることが少ないです。 そして、特にポイントとなるのが高い音です。高い音をイメージすると不快に感じるイメージができるように、私たちは高い音にとても敏感です。 内窓を設置した室内は、隙間がとても少なくなるので、この耳に不快な高い音が入りづらくなります。 よって内窓を付けると静かな環境が実現できるのです。

内窓で結露対策

窓の結露とは冬場の寒さで冷え切った窓に湿度をもった暖かい空気が触れることで白く曇ることがスタート地点です。 その構造を考えてみると冷え切った窓に室内の暖かい空気を触れさせないことが基本的な対策となります。

熱伝導率の低い、樹脂製の窓でペアガラスなどの断熱ガラスを組み合わせた窓を設置するとお部屋の暖かさを内窓のラインで止めることが出来るので、外窓の結露を大きく抑える事ができます。

ただし、外窓と内窓の間の空気層に含まれる水蒸気量が存在するので壁の断熱性と窓の気密性能にもよりますが、その部分は結露発生に可能性として残りますので、その点の知識のある丸正屋にご相談いただいて内窓設置後のイメージをされてください。

内窓設置による防犯効果

窓と言えばガラスを割って侵入する空き巣被害の標的にされるという場所でもあります。窓に防犯対策を検討される方も多いと思いますが、被害にあいにくい住まいにするには外から見ても侵入しにくいなと思わせることが最も効果的です。

弱そうな窓が一つあるのに比べると、鍵がふたつ付いた窓やガラスが何層にもなった窓をみると、「これは大変かもしれない」というイメージを誰でも持つと思います。 ですから内窓を付けた二重構造の窓は付いていない家と比べると明らかに嫌な家になります。 よって内窓を付けると、防犯性も上がります。

内窓の設置には補助金が使えます

ここまでお話してきたように、住まいのあらゆる弱点は窓だったということがわかりました。寒さも音も快適になって電気代も抑えられてしまう住宅に最適な内窓を選べばそうなりますので、どんなリフォームよりも第一に取り組むべきリフォームといえます。

しかし、いろいろなリフォームをして自分好みの快適な家にしたいのですが、そんな中、是非利用していただきたいのが、内窓を付けることによって得られる補助金制度です。 国全体の省エネやエネルギーの無駄使いを防ぐために、内窓を付けることが最善の方法なので、国は毎年のように大きな補助金制度を実施しています。

得られる省エネ性能によってグレードもあるのですが、最大半分程度出るような場合もありますので、是非丸正屋にご相談していただき、ご自身の家にベストな内窓と補助金の組み合わせを使って今の住まいのまま高機密高断熱、電気代を抑えられて快適な家にしましょう。

2023年住宅省エネキャンペーン 2023年のお得な補助金について詳しく説明しています

冬の寒さに対する内窓の効果まとめ

みなさまが内窓をつけようかな?と思うきっかけは、防音であったり、窓際の寒さであったり、窓の結露であったりすると思います。 住まいにおけるその課題は、それぞれのお住まいにとっても不足のように感じていたかもしれないのですが、実はそうではなく全ての家に足りない性能が窓の性能不足にあったということを表しています。

家は屋根と壁と窓でできています。そこの快適ラインの中で窓だけ今までの住まいでは性能が足りていなかっただけです。 その中で最大のポイントは隙間です。
内窓をつけて窓からの隙間を減らせば十分な静けさが手に入り、外からの採光を保ちつつも壁と同じように暖かくソファやベッドの配置も自由になります。 そして省エネ性の高いお部屋でエアコンを使って電気代も抑えられる生活は快適な理想そのものです。

快適な住まいを手に入れるために家を建て直さなくても、内窓を付ければ従来のままの家で高性能な家を手に入れるのと同じ効果が得られます。 是非、最高な内窓を選んで住まいのすべての悩みを解決してしまいましょう。

丸正屋のリフォームローン フリーダイヤル