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2019.10.04

電車の音対策 線路沿いのタワーマンション

線路沿いのタワーマンションでの電車の音対策

工事を検討したきっかけは電車の騒音です

家が駅近のマンションなので、前を通り過ぎる電車の音がかなり気になり、ストレスになっていました。
マンションを購入するときは、25階だからそれほどうるさくないだろうと思っていましたが、生活してみると、とんでもありませんでした。
まるでベランダに線路があり、そこに電車がリアルに走っているかのように、♬ダダンダダン♬の音が耳を直撃します。音の怖さを実感しました。
これをどうにかしたい、少しでも緩和したい、と思ったのが工事を検討したきっかけです。

内窓プラスト(防音仕様)の設置

内窓設置前の窓の状態

相談から申し込みまでの説明対応について

まずお電話で状況を説明しました。どうにか電車の♬ダダンダダン♬の生活から抜け出したいと相談しました。
親身になって悩みを聞いてくださり、それから数日後、状況確認のため家に来てくださいました。

丸正屋さんは音の専門家です。
電車の騒音を確認した後、まずどうして25階でもこのような音がするのか、
そしてどうしたら音が緩和するのか、1つずつ詳しく説明してくださいました。
今まで音に関心かなかった私も、すぐに「なるほど!」と納得しました。

それから、専門器機で家のベランダに接している窓を測定し、
次に家に合う窓ガラスのサンプルを見せてくださいました。ガラスの種類の多さに驚きました。
種類別にガラスの説明を詳しくしてくださいました。

さて、最後にどのガラスにするかの選択です。
やはりガラスを高品質にすればするほど、音が静かになります。しかし高品質にすればするほどお値段も高くなります。
悩みどころです。しかし騒音は毎日のことです。知らず知らずに体にたまるストレスのことを考えると、
この際「投資しよう!」と思い切りました。そして提示してくださったガラスの中で一番上のランクをお願いしました。

次の日に、見積書をメールで送ってくださいました。
見積書を囲んでの家族会議を終え、お返事のメールを出しました。「それでお願いします」。

今回の工事で取り付けさせていただきました内窓プラスト(防音仕様)の詳細はこちらです。

防音対策工事の対応や設置した内窓の出来栄えはいかがでしたか?

内窓プラストを設置しました

工事当日です。
朝8時頃、大きなガラスやいろいろな機材をお二人で運んでいらっしゃいました。
事前にエレベーターのサイズを測って行かれたので、大きなガラスも無事に入りました。

ガラスですから、壁にぶつからないように慎重に慎重に運びます。
私もエレベーターの開閉をお手伝いしながらヒヤヒヤしましたが、無事25階の家まで到着です。

工事には数時間かかりました。精密器機を使いながら、ミリ単位の細かな作業。「さすがプロだあ~」と感心しました。
朝から夕方までかかり、無事完成です。

デザイン的にも効果的にも大満足です。

工事後の電車の音や工事全体の総合評価、ご感想

騒音生活から静音生活が始まりました。
騒音が全く「0」にはなりませんが、かなり静かになりました。とても満足です。

工事前は、家で何かをしていても音を感じ、それがストレスになっていましたが、
工事後は、静かにしているとき以外は全く感じなくなりました。

新たな発見もあります。
音は気候によって大きさが変わることです。外の湿度の違いが音の大きさに影響するのです。
乾燥してときより、湿度が高いときのほうが音が大きいのです。

今まで音に関しては全く気にせず生きてきましたが、今回の工事をきっかけに、かなり気にするようになりました。

工事によって音だけでなく、断熱に関しても効果がみられます。特に猛暑日は実感します。
猛暑日にエアコンを入れていても、今までは家の中があまり涼しくならなかったのですが、
工事後はエアコンの温度をそれほど下げなくても涼しくなります。

また冬は、日が入っているときは暖房をつけなくても大丈夫なくらいになりました。
電気代の節約になっています。

工事はやってよかったです。
お値段的に安い買い物ではありませんが、騒音によるストレスは、健康を害する恐れもあります。
これからずっと住む家ですので、「いい投資をしたね」と久々に家族の意見が一致しました。

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